「よろしゅうおあがり」

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    「よろしゅうおあがり」

     

    まるで田辺聖子さんの世界が立ち上がってくるようなご挨拶。

    これは、29日(水)にお伺いした「芦屋川カレッジ」でお聞きした言葉。

     





    ここ8年くらいでしょうか?

     

    芦屋市の60才以上の方が対象の芦屋川カレッジでお話しさせて頂いています。

     

    到着すると、司会の方がお出迎え下さいます。

    今日のお二人は、同世代。

    なんと!

    男性は、同じ時期に同じ大学の同じ学部に通っていたそうです!!

    きっと学食かどこかですれ違っていますよね。

     

    思わず3人で写真を撮りました。

     

     

    さて、今日のテーマは、「笑う門に福来たる〜」

     

    明るい笑顔は、健康という幸福をつれてきます。

    挨拶には笑顔を添えてしましょう。

     

    ではどんな挨拶の言葉があるでしょう?と

    投げかけてみると・・・

     

    さすが、芦屋です!

    「ごきげんよう〜」という言葉が出ました。

     

    (これは、講演が終わってお部屋を出る前に、

    「では、皆様ごきげんよう」とさっそく使わせて頂きましたよ。)

     

    そして、「いってきます」「ただいま」「おかえり」

    「いただきます」「ごちそうさま」と、

    よく聞く挨拶が続き、

     

    「よろしゅうおあがり」

     

    という言葉があがりました。

     

    一番前の席の男性が、

     

    「『ごちそうさま』というと『よろしゅうおあがり』とおばあちゃんが言ってました。

    大坂では、そのように言っていました。」と。

    お隣の女性も、『「ごちそうさま」の後に言っていた』と。

     

     

    そういえば、祖母も使っていたなぁ・・・

    私も祖母の事を思い出しました。

     

    祖母は、若い時に御影の奥様のところに奉公に行っていたと聞きました。

    小さく丸まって冬はいつも着物を着ていました。

    年をとっても身ぎれいで笑顔の美しい人でした。

    その祖母が、ご飯の時に「よろしゅうおあがり」と私たちに言っていたなぁと。

     

    私は、「いただきます」の後で「よろしゅうおあがり」と言って「これからおいしくいっぱい食べてね。」

    という意味だと記憶していたのですが、「ごちそうさま」の後に使う言葉だったのですね。

     

    どちらにしても、

     

    「よろしゅうおあがり」は

    優しく響く言葉ですね。

     

    私も、孫娘に「よろしゅうおあがり」と微笑みたい。

     

    そして、いつか彼女が私を思い出す時に、

    優しく響く「よろしゅうおあがり」の言葉と共に

    笑顔の美しい人だったという記憶が蘇るといいなぁ。

     











     

     


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    元CAで、落語が趣味の話し方・接遇マナー講師の河本栄味子です。
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